◆目黒区 WALKING様(お名前未公表希望)


        第2回の講師、石井竜也さんを目当てに本スクールを申し込んだので、とても楽しみにしていた8月23日。 
        準備がなくて不安だったと最後におっしゃっていましたが、その場で臨機応変に対応する、これもトークライブの醍醐味ですよね。 
        2時間たっぷりと石井さんという一人の人間を洞察する、なんとも贅沢な企画。 
        やはり参加してよかったと回を重ねるごとにまあくさんはじめスタッフの皆さんにも感謝しています。

        今回お話を聞いてわかったことが何点かあります。 1つ目は石井さんの歌詞にはお父様の言葉が反映されているということ。      
        川の流れの話を例に出されていましたが、まさに「River」という歌の中にある詞そのものですよね。 
        もっと他の楽曲にも影響しているんでしょうね。
        
        2つ目は海のそばで育ち、その海で水死体も目の当たりにした経験があるから、森羅万象に畏敬の念を持っているということ。 
        水のこと、森のこと、環境のこと、地球のこと、単にイイコトをしようという表面的な理由ではなく、
        リアリティを感じさせるのはこういう経験からなのかと合点でした。
        
        3つ目は心に余裕があるということと仕事の忙しさは矛盾しないんだということ。
       「忙」は心を亡くすと書きますが、これだけ過密なスケジュールと眠らずに顔魂などを作っているのにお話に教養の深さを
        感じさせるのは自分自身を見失っていなくて、やはり外部のものを受け入れる余裕があるからではないか、と。 

        4つ目はいろんな情報が入ってくるであろうと思われますが、自分に必要な情報と雑音とを好奇心と興味できちんと
        振り分けられる人なんだなということ。余計な文言をそぎ落として、それぞれの人の心に残るようにどう伝えるか、
        その点でもぐっと人を魅きつけるものがあるなぁと感心します。
        そして自分に当てはめながら聞いていました。まずは自由。 
        私はタイムカードなどで管理されたくない働き方を選んだので、管理されて働いている人よりも成果を出さないと
        このポジションが維持できないというプレッシャーを常に自分でかけています。 
        
        そういう意味で、自由には責任が伴うというのは同感です。 
        管理されていて言われるがままやっている方がはるかに楽ですが、それを自分が楽しめるかと問うと出来ないので、
        敢えて自由自在を選んでいます。
         
        誰も見ていないから手を抜くに違いないと疑われたらこの仕組みは成り立たないので、信頼に報いるべく自分を鼓舞するしかないです。
        ヨーロッパにも「ベーシックインカム」という考え方があり、月々暮らしていけるだけの最低限のお金を全国民に渡したら
        もっと創造的な活動をする人が増えるのではないかという仮説。 
        これは自由の意味をちゃんと理解しているから試みるかどうかという議論にもなるわけです。
        日本では堕落する人が増えると思われがちですが、社会のために何か役に立とうという利他の気持ちを持ち合わせている
        成熟した大人たちがたくさんいれば実現可能なのかもしれません。  

       それから、翁。古典の「竹取物語」以来聞いたような気がします。が、とてもいい響きと意味を持っていたことに
       気づかせていただきました。 今、日本全体で「導き」が必要です。宗教という問題ではなく、
       自分には超えられない力があるのを意識することが薄れたのがいろんな仕組みが崩れてきた原因ではないかと思います。
       それが父親や祖父の王座だったり、八百万の神だったり…。
       それから必要以上の所有欲を捨てることではないか、と。
       いつ亡くなるかもわからない不安と葛藤してお金を貯めていてもそれを期待する子どもがいたりして、
       どうやらいい結末にはならないケースもあるようですよね。
       期待させないためにも必要以上は財産を整理し、喜捨して、有効活用してもらうことは大事なのかもしれないです。
       親に頼る、国をあてにするということではなくて、一人ひとりがどういう潔い生き方を後世の人に見せるかが大事だなと
       改めて考えさせられました。
       
       普段なかなか両親に面と向かって感謝の意を伝えるというのは難しいです。しかし、このスクールは自分と照らし合わせて、
    とてもインスパイアされます。
       こうやって1年というスパンで何度も考える好機があって、うちの場合はこうだよな、と、自分と親の関係を考えていくと、
       何だか不思議に親への想いが強くなるものですね。 
       
       姪や甥と遊ぶのも好きですし赤ちゃんを笑顔にするのは得意ですが、自分が未熟であるがゆえに親になって
       子どもを育てる自信がなくて、仕事を理由にずっと責任逃れをしています。
       先日もある女性経営者にその話をしたら、「それだけ真剣に受け止められるならば大丈夫よ」と言われました。
       今なら「怒る」と「叱る」の区別も理解できるし、親になることへの抵抗感が少ないかも…と心境の変化は確実に起きています。
      
      「親という存在」というテーマはかなり旬です。
       ついつい熱くなっていろいろと書いてしまいました。取りとめもない内容を最後までお読み頂き、ありがとうございます。
       また次回も楽しみにしています。

       PS>スクールに参加する直前まで夏休みを頂いて北海道に行ったのですが、積丹半島の真っ青な海を見ながら走るのには「Acrism」、
             羊蹄山を臨むニセコから真狩村にかけては「河童幻想」を聴きながらドライブしたのですが、最高でした!
             石井さん、素敵な曲をこれからも創り続けてくださいね!