◆板橋区 三神様

      私は両親と子供時代にいい関係が築けなかったので、今回のテーマ「親という存在」は、第一回講師の姿月さんのお話も大変興味深く、
      そしてうらやましく感じながら、現在進行形の親との関係に役立てています。 

      第二回講師は石井竜也さん
      去年のコンサートツアーの途中にお父様を亡くされた事は、ファンには周知の事実でしたが、その頃の詳細を聞くのは初めてで、  
      石井さん自身も公の場でお話しされるのは初めてだったと思いますが、時折笑いを交えながらも、辛かった状況を噛み締めるように
      お話し下さいました。

      子供に口を出しすぎる親が多い中、お父様は口数少なかったが、いつもニコニコ、いい所を見つけ褒めてくれ、
      時折ポロっと言う言葉が目から鱗で、自分を全肯定してくれるそんな存在だったそうです。
      いつも影から温かく見守っていてくれたことが色々なエピソードからうかがいしれました。

      石井さん自身、お父様を「初めてのプロデユーサー」とおっしゃっていますが、多くの人達は、
      そんな稀有な存在になかなか出会えないでいますが、石井さんは、ご誕生と同時にそんなお父様と一緒に過ごせたことは、
      本当に素晴らしくて、お父様のお子様としてこの世に生を受けたことを運命としか感じようがありませんでした。

      中学時代、お父様の枕の下にあったのを発見したという石井家の「子育て三ヶ条」の紙は、
      @子供の個性を見極める、A才能を伸ばすには欲張らずに一点集中させる、B大切なのは本人のやる気、
      嫌がる事は無理やりさせないというものでしたが、(記事を持ってきて下さったファンの方に感謝です)
      枕下にいつも置いてあったという事は、きっとお父様やお母様も影で色々思い悩みながらも、
      その三か条を貫いていく努力をされていたんだろうな、と、立派な人間ではない私ですが勇気を頂いたように思います。
      そして、その努力が石井さんの才能を花開き、世の中に素晴らしい作品を生み出していくバックアップになっていたのですね。。。

      お父様が病気されてから、ご自宅の近くに呼び寄せ、仕事の前後で看病をされていたのに、最後の最後で、
      お父様を看取れなかった事に関しては、悲しみとやるせなさが客席に伝わってきて、涙なしには聞けませんでした。
      まあくさんもおっしゃっていましたが、きっとお父様は石井さんという息子さんがいてすごく幸せな人生だったと私も思います。 

      でもその最後の後悔の念は、なかなか浄化出来るものではないんだと思いますが。。。 
      ただ、別の子供の頃のエピソードをお話をされている中で、「そうか!あれは実は親父は俺を叱っていたんだ!」
      と気付いていらっしゃたように、第三者に話す事で、違った角度からのお父様やお母様への気付きや、
      お気持ちの整理もされていたようにも感じ、アンニュアージュスクールは、生徒だけではなく講師自身にも
      大変存在意義があるんだと思いました。

      fatherのfは「familyを守る」、motherのmは「mind(心)を育てる」、
     fとmをとってしまうとother(他人)になってしまう。
      自由奔放と自由自在の違い、真の大人とは、老人ではなく翁という言葉、個の時間の大切さ、、、
      沢山お話し下さいましたが、そのどれもが目から鱗の言葉で、石井さんとお父様が重なってみえたそんな素敵な2回目の講義でした。 

      PSまあくさん、難しい進行役と聞き手役をいつもありがとうございます。